Better Full Screen Mode on Cocoa Emacs 24.3
Ubuntu の Emacs を 24 系に上げて elsp の管理を全て ELPA(package.el)に任せ始めたので,Mac の方の Emacs も 24 系に上げることにした.現状の最新版 24.3 のインストール方法と OSX Lion Style でない fullscreen の設定について.
Emacs 24.3 インストール
軽く調べると,emacs-24.3.tar.xz を落としてきて,インラインパッチを当てて手動でビルドしている例が多い.パッチをあてる理由を理解していないため,今回は普通に brew から入れる.問題に直面したら入れ直すことにする.
brew によるインストールは以下のコマンドだが,本家の git から落としてくるのでとても時間がかかる.お急ぎの場合はオプション外すのが良い(が,そっちでは下記の fullscreen の設定は試していない)
以下のどちらかのコマンドで/Applications にインストールされる.
Full Screen Mode の設定
23 系では ns-toggle-fullscreen があり top bar も消してフルスクリーン化してくれるので最高だった. 24 系では ns-toggle-fullscreen は無くなり,OSX Lion Style のフルスクリーン(toggle-frame-fullscreen)が標準になってしまっている. toggle-frame-maximized というのもあるが,top bar は残ったままだし,maximize が控えめで画面いっぱいに広がってくれない(全然 maximize じゃない!).
「改悪じゃねーか」と思っていたが,ns-use-native-fullscreen で toggle-frame-fullscreen の挙動を変えられた.
init.el 辺りに以下を書いておくと,toggle-frame-fullscreen が 23 系の ns-toggle-fullscreen と同じ挙動をしてくれて幸せ Emacs 生活が再始動する.
右上の矢印も消えてくれる.